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問題のすり替え
2011/06/22 22:54

中国新聞 2011年6月20日付 くらし(9面)

「脱原発」 なぜ必要
広島で集会 発言者に聞く

「脱原発」なぜ必要 広島で集会 発言者に聞く (ヒロシマ平和メディアセンター)

 東日本大震災発生から3カ月を迎えた今月11日、広島市中区の原爆ドーム前で、原発のない生活を望む市民約300人が「脱原発100万人アクション in ヒロシマ」に集った。福島県から中国地方や近隣に避難している家族や、長年原発問題に取り組む研究者たちが発言した。集会終了後、そのうちの2人にあらためて聞いた。なぜ脱原発か、そのために私たちは暮らしの中で何ができるのか―。 (森田裕美)
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ハイクロアクション福島原発40年実行委員会委員長
宇野 朗子さん(39) =避難先・福岡市=

命の問題 行動の主体に

 市民団体「ハイクロアクション」は老朽化した原発がいつかは迎える廃炉と、廃炉後の持続可能な地域社会を考えようと福島県内を中心に有志約30人で昨年11月に結成した。反対か推進かという対立的議論ではなく、私たちの未来を考えようと呼び掛け、結成記念行事を準備していた時に震災が起きた。
 私は原発に関する知識が多少あったため、翌日の避難では遅いと感じ、その日のうちに4歳の長女と福島市を脱出した。今は県内に残る仲間と救援活動や放射線測定などを続けている。
 福島では、パニックを恐れたり、風評被害への抗議もあって危険性を訴える情報が伝わりにくい状況にある。内部被曝を恐れ、マスクをしたり危機感を訴えたりする人を「不安をあおる」と非難する風潮もある。原発に依存してきた立地県だからこそ、逆に自由にものを言えない雰囲気を感じる。
 脱原発を訴えると、「じゃあエネルギーや経済はどうするのか」とよく問題をすり替えられる。もちろんそれもきちんと考える必要がある。でも私たちを見てください。故郷を失って人もばらばら。
 福島の女子高生からは「被曝のせいで子どもが産めなくなったら補償してもらえる?」との切実な言葉も聞く。原発の問題は命の問題。命がなければ考えることもできない。
 私自身、昨年まで知識もなく運動とも無縁だったが、福島県知事のプルサーマル受け入れ表明を機に、今はできることを探しながら動いている。まずは生活者として問題に向き合い、純粋に人間が命を守り、豊かに生きるためにどうすべきか一緒に考えてほしい。
 一方的な情報に流されず多角的に情報にアクセスしたり、自らの手で放射線量の調査をしたり、行動の主体になる努力をしよう。 (談)

写真 「命を最優先に考え、行動しよう」と呼び掛ける宇野さん
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核関連情報シンクタンク「ピースデポ」代表
湯浅 一郎さん(61) =東京都小金井市=

瀬戸内なら漁業の危機

 私たちが今、問われているのは、これからも人類は「死の灰」やプルトニウムを作り続けるのか、ということだ。
 ウランの核分裂反応を利用する原発を運転し続けるということは、原子炉の中で、原子核が二つ以上に割れた元素(死の灰)とプルトニウムがたまり続けるということ。
 電気出力100万キロワットの原発が稼働率80%で1年稼働すると、約1トンの死の灰ができる。広島原爆が放出した死の灰は1キロなので、千倍だ。福島第1原発1〜4号機は282万キロワットで2・8トン。つまり毎年広島原爆の2800個分を作り出している。
 海洋物理が専門の私は1969年から6年間、仙台にいて女川原発反対運動にも関わった。仙台で使う電気を作るのになぜ遠く離れ、世界三大漁場の一つである三陸沖の女川に原発が立つのか、という素朴な疑問から。75〜2009年は呉にいて、近隣の原発問題に向き合ってきた。
 広島市と上関原発予定地(山口県上関町)や伊方原発(愛媛県伊方町)、島根原発(松江市)との距離は、首都圏と浜岡原発とほぼ同じ。福島と同じような事態になれば周防灘、広島湾、安芸灘、さらには瀬戸内海一帯で海洋生物が生物濃縮を経て汚染され沿岸漁業は壊滅する。広島のカキ養殖も影響を受ける。
 セシウムの半減期(約30年)などを考えると長期にわたり漁業は不可能に。瀬戸内海の漁業技術も人材も断絶し、「瀬戸内海文化」が消えてしまう。
 福島の事態を自分の問題として考え、小さな学習会をできるだけ積み上げてほしい。みなさんがチューターになり、原子力開発や核燃料サイクルの矛盾を理解し、原発に頼ってきた社会構造が正しかったのか、考え抜くことができる市民を増やしていくことが大切だ。 (談)

写真 「原発依存社会の矛盾を考え抜ける市民を増やそう」と訴える湯浅さん=広島市中区の原爆ドーム前(いずれも撮影・井上貴博)
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写真 事故を起こした福島第1原発 (防衛省提供)


中国新聞 2011年6月20日付 天風録
再稼働要請行脚


 衆院東京1区は千代田、港、新宿区からなる。大企業や政治の中枢機能が寄り合う一極集中のシンボルのような地域だ。そこから選ばれた政治家である海江田万里経済産業相が、原発が立地する地方を行脚するという▲全国の原発54基は、そのほとんどが開発から取り残されたような地域にある。福島の事故を受け、今も動いているのは19基だけだ。夏場の電力不足を防ぐため、再稼働を認めてほしいという経産相からの要請。知事たちはどんなスタンスで向き合うのだろうか▲「イコールパートナー」。中央と地方のあるべき関係をそう説いたのは福島県の佐藤栄佐久前知事だ。原子力政策をめぐって国と鋭く対立し、汚職事件に関与した疑いで5年前に逮捕された。自著「知事抹殺」で、中央との対等を目指した志が挫折するさまを描いている▲日本の経済成長を支えてきた地方の原発。「早く東京に持って帰って」という避難住民の叫びが、中央とのいびつな関係を言い当てている。万全の安心が得られない中、再稼働をせかすのは身勝手というものだろう▲先ごろの世論調査では、電力不足で暮らしが不便になることを受け入れられるとする回答が8割あった。中央と地方がイコールパートナーに近づけるかどうか。試練の夏本番が近い。





6月11日に東京で行われたデモでは、原発とは関係なさそうなわけのわからない集団がいたり、たばこの吸い殻やごみを持ち帰らないなど、かなりマナーが悪い奴らがいたようだな。
新宿反原発デモが残したものとは (探偵ファイル)



>宇野 朗子さん(39)

いろんな活動をされているようで。

日本びいきの外人を見るとなんか和むpart173

12 : おさかなくわえた名無しさん : 2011/04/20(水) 22:44:29.17 ID:AuxGZ7jf [1回発言]
母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査―福島 http://bit.ly/gDjW86
ここまできちゃったよ。

13 : おさかなくわえた名無しさん : 2011/04/20(水) 22:59:01.13 ID:pzA3z8m2 [1回発言]
その市民団体とやら、反原発のプロ市民の寄せ集め団体だからな。

母乳調査・母子支援ネットワーク
発起人 村上喜久子・大賀あや子・宇野朗子・大石光伸・村井和美・河田昌東・向井雪子・黒部信一・高橋智津子・村上麻衣
連絡先 090−6649−0311 (090−9227−0132 村上)
カンパ先 郵貯 普通 12170 70089991 母乳調査・母子支援ネットワーク

村上喜久子  食と環境の未来ネット(中部よつ葉会)
大賀あや子   ハイロアクションメンバー
宇野朗子   ハイロアクション福島原発40年実行委員会委員長
         脱原発福島ネットワーク
         STOPプルサーマル!ふくしま
         「沈黙のアピール」共同呼びかけ人
         「脱原発の日」実行委員会
大石光伸   常総生活協同組合   副理事長
河田昌東   四日市大非常勤講師
         チェルノブイリ救援・中部
         遺伝子組換え食品を考える中部の会
向井雪子   チェルノブイリ子ども基金
黒部信一   チェルノブイリ子ども基金 顧問
         小児科医

【原発】 福島から避難してきた宇野さんが原発ネタで講演

12 : 名無しさん@涙目です。(愛知県) : 2011/04/24(日) 13:55:59.00 ID:fHkQPX6S0 [1回発言]
宇野 朗子 福島県福島市 日本熊森協会会員 非暴力平和隊日本会員
http://eco-fair.jp/support.html
母乳調査・母子支援ネットワーク
発起人 村上喜久子・大賀あや子・宇野朗子・大石光伸・村井和美・河田昌東・向井雪子・黒部信一・高橋智津子・村上麻衣
http://hairoaction.com/?p=306 
暴力AVと女性への人権侵害のない社会をめざすために
宇野朗子さん(福島県立医科大学看護学部学生)
http://www.jrcl.net/framek819.html
日本女性学会の会員でもあり、ポルノ・買春問題研究会(APP研)のメンバーでもある宇野朗子
http://www.joseigakkai-jp.org/index.php?p=607


>私は原発に関する知識が多少あったため、翌日の避難では遅いと感じ、その日のうちに4歳の長女と福島市を脱出した。

その時は、ちゃんと周りの知り合いに危険性を教えてやったんだろうな。


>脱原発を訴えると、「じゃあエネルギーや経済はどうするのか」とよく問題をすり替えられる。

そんな大事な事に対して「問題をすり替えられる」とか言われてもなあ。
今回の地震で、新規の原発を造るのは不可能になったのは確かだけど、総電力の3割を原発に依存している現状を考えると、代替エネルギーの安定供給を確立する前に脱原発なんて無理。
今、稼働している原発の安全基準を高めて、長い年月をかけて少しずつ別のエネルギーに移行していくしかない。
ちなみに、脱原発を決めたドイツやイタリアは、原発大国のフランスから電気を買ってるから、結局は原発依存にかわりはない。


>福島の女子高生からは「被曝のせいで子どもが産めなくなったら補償してもらえる?」との切実な言葉も聞く。

その女子高生は誰に聞いているんだ。


>先ごろの世論調査では、電力不足で暮らしが不便になることを受け入れられるとする回答が8割あった。

現時点では、どの程度不便になるか分からないから言えることだな。
自分が想定する以上の不便さになったときでも、同じことが言えるのかねえ。
原発廃炉推進が82% 全国世論調査、3人に2人新増設反対 (中国新聞:WEB魚拓)
電気料値上げ「容認」64% 世論調査 (中国新聞:WEB魚拓)
脱原発で「不便な生活受け入れられる」 世論調査 (中国新聞:WEB魚拓)

カテゴリ:活動家

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