中国新聞 2008年2月2日付 内政・総合(5面) ネット上のソースなし
死刑執行 世論背に加速
廃止潮流の世界に逆行
死刑執行 世論背に加速
廃止潮流の世界に逆行
前回の執行から二カ月弱、最短の間隔で実施された一日の死刑。鳩山邦夫法相は自ら緊急記者会見を開き、事件の凶悪さを強調してみせた。治安回復や被害者保護の志向が強まる状況を「追い風」に、死刑廃止へと向かう国際潮流に背を向ける形で執行の定着を目指す姿勢が鮮明になった。
「本日、三人の死刑を執行いたしました」。午前十一時、法務省の記者会見室。わずか一時間前に定例の閣議後会見を終えた鳩山法相が再び姿を見せ、口を開いた。
配布資料には死刑囚の名前と執行場所、犯罪事実の概要が記されていたが、法相は資料に書かれていない状況についても説明。被害者、遺族の心情に言及した上で「極めて凶悪、悪質な事件は死刑をもって臨むべきであるとの世論が圧倒的に多い」と力を込めた。"情報公開"を武器に、定期的な死刑執行を進めようとする法務省の強固な意図が透けて見えた。
制度容認80%以上
執行数が増える傾向は、在任中に三回、計十人の執行を命令した長勢甚遠前法相の時から始まった。背景には、判決の厳罰化傾向による死刑確定者の急増がある。
年間の新たな死刑確定者は、長勢前法相が就任した二〇〇六年に二十人を突破。拘置中の死刑確定者は昨年末時点で百七人となり、十年前の約二倍に膨れ上がった。
死刑執行には対象者の「心情の安定」が前提となっているが、死の恐怖と毎日向き合う死刑囚への対応に苦慮する拘置所職員は少なくない。「死刑囚の増加は見過ごせない問題だ。拘置所の人手が足りないわけではないが、現場の負担は相当なものだ」と法務省幹部。
積極的に死刑執行を進める法務省が挙げる最大の根拠は、死刑制度に対する国民の高い支持だ。内閣府が〇四年に実施した世論調査では、死刑制度を容認する人が81.4%と初めて80%を超え、逆に廃止を求めたのはわずか6.0%だった。
終身刑 相手にせず
一方、昨年十二月には国連総会が死刑の執行停止を決議。韓国でも執行中断期間が十年を超え、死刑廃止への国際的な流れは加速している。
一日の死刑執行を受けて開かれた「死刑廃止を推進する議員連盟」の記者会見。同席した龍谷大法科大学院の石塚伸一教授は「G8の中で死刑存続国は日本と米国だけ。世界の流れに挑戦しているととられてもおかしくない」と憤った。米国でも、薬物注射による死刑執行が「残虐な刑罰」に当たるかどうか最高裁が審理しており、日本の孤立ぶりは際立つ。
死刑廃止を求める人たちの間では、仮釈放制度がある無期懲役と死刑の間に位置する「終身刑」の導入を目指す具体的な動きも出てきているが、法務省側は「希望が見えず、気持ちがすさむ可能性の高い受刑者を処遇するのは極めて困難」と、相手にしない構えだ。
「それぞれの国にそれぞれの考え方がある。わが国では凶悪重大な犯罪に対し、厳しく当たるべきだという世論だ」。鳩山法相は一日午後の参院予算委員会でこう述べ、今後も執行を重ねていく意向を明確に示した。
写真 3人の死刑執行を受け、記者会見に臨む鳩山法相
>"情報公開"を武器に、定期的な死刑執行を進めようとする法務省の強固な意図が透けて見えた。
情報公開しなかったら「公開しろ」と文句を言うし、情報公開すれば「それを利用する」と批判出来るんだからマスメディアって楽な仕事ですね。
>死刑執行には対象者の「心情の安定」が前提となっている
お優しいことで。
>昨年十二月には国連総会が死刑の執行停止を決議。
法的拘束力がない決議に何の意味があるんだか。法的拘束力があるものを出そうとすれば中国様が通すわけないだろ。
>「死刑廃止を推進する議員連盟」
別に政治家が死刑廃止論者であってもかまわないけど、杉浦正健のように死刑執行が職務である法務大臣の職を受けながら、死刑廃止論者だからと死刑執行しないというトンデモ議員ばかりでない事を祈る。
>「G8の中で死刑存続国は日本と米国だけ。世界の流れに挑戦しているととられてもおかしくない」
「G8」って括りにしたのは中国批判がしたくないからですか。
G8の中で死刑存続国は二国だけだからといって、世界の流れに挑戦していると解釈するなんて飛ばしすぎです。
>米国でも、薬物注射による死刑執行が「残虐な刑罰」に当たるかどうか最高裁が審理しており、日本の孤立ぶりは際立つ。
アメリカの最高裁が審理しているのは、執行方法が残虐かどうかであって、死刑は合憲と連邦最高裁で認定されてますよ。
日本がG8の中で孤立ぶりが際立つとか言ってるけど、2006年には世界で25カ国が死刑を執行しているんですが。
それに全世界の執行数の9割以上は、中国新聞が大好きな中国様なんだから世界から孤立なんてしませんよ。
そういえば憲法九条は日本にしかないけど、その件で孤立しているとか言う奴がいないのが不思議だなあ(棒読み)。
>死刑廃止を求める人たちの間では、仮釈放制度がある無期懲役と死刑の間に位置する「終身刑」の導入を目指す具体的な動きも出てきている
終身刑を作りたければ、「死刑廃止を推進する議員連盟」で議員立法でも出せばいいだけだと思うが。
個人的には終身刑が導入されたとしても死刑存続の考えは変わらないけど。
死刑(WIKIPEDIA)
死刑存廃問題(WIKIPEDIA)
日本における死刑(WIKIPEDIA)
終身刑(WIKIPEDIA)
確定判決の認定事実要旨 執行された死刑囚3人 (中国新聞)
1日、刑を執行された死刑囚3人に対する確定判決の認定事実要旨は次の通り。
【持田孝死刑囚】
持田死刑囚は東京都内で日本たばこ産業の女性社員=当時(44)=に乱暴したなどとして、1990年に懲役7年の判決を受け服役。「口止めしたのに通報され逮捕された」と逆恨みし、出所から約2カ月後の97年4月、女性宅のある東京都江東区の団地で刺殺した。
被害者が1人で、金銭目当てではなく個人的恨みによる殺人事件だったため量刑の司法判断が注目され、1審東京地裁は死刑の求刑に対し無期懲役、2審東京高裁は「悪質さは利欲的動機による殺人と変わらない」と1審判決を破棄、死刑とした。
最高裁は2004年10月、殺人罪で77年に懲役10年に処せられた前科があることも考慮、2審判決を支持して上告を棄却した。
【松原正彦死刑囚】
松原死刑囚は88年4月、窃盗目的で徳島県山川町(現吉野川市)の民家に侵入。帰宅した主婦=当時(61)=を絞殺した上、現金約2万8000円を奪った。その後、鳥取、熊本、静岡など15県で盗みを繰り返し、同年6月、愛知県刈谷市の民家に侵入、帰宅した主婦=同(44)=を絞殺し、現金約9万9000円を奪った。
1審徳島地裁と2審高松高裁はいずれも死刑を言い渡し、最高裁も97年4月、これを支持し松原死刑囚の上告を退けた。
【名古圭志死刑囚】
名古死刑囚は02年8月、鹿児島県伊仙町の兄の家で、兄の妻=当時(40)=と長女=同(17)=の背中などを包丁で刺して失血死させ、二男の胸部も刺して重傷を負わせた。
1審鹿児島地裁が04年6月、死刑を言い渡し、名古死刑囚が同年8月に控訴を取り下げ確定した。
「本日、三人の死刑を執行いたしました」。午前十一時、法務省の記者会見室。わずか一時間前に定例の閣議後会見を終えた鳩山法相が再び姿を見せ、口を開いた。
配布資料には死刑囚の名前と執行場所、犯罪事実の概要が記されていたが、法相は資料に書かれていない状況についても説明。被害者、遺族の心情に言及した上で「極めて凶悪、悪質な事件は死刑をもって臨むべきであるとの世論が圧倒的に多い」と力を込めた。"情報公開"を武器に、定期的な死刑執行を進めようとする法務省の強固な意図が透けて見えた。
制度容認80%以上
執行数が増える傾向は、在任中に三回、計十人の執行を命令した長勢甚遠前法相の時から始まった。背景には、判決の厳罰化傾向による死刑確定者の急増がある。
年間の新たな死刑確定者は、長勢前法相が就任した二〇〇六年に二十人を突破。拘置中の死刑確定者は昨年末時点で百七人となり、十年前の約二倍に膨れ上がった。
死刑執行には対象者の「心情の安定」が前提となっているが、死の恐怖と毎日向き合う死刑囚への対応に苦慮する拘置所職員は少なくない。「死刑囚の増加は見過ごせない問題だ。拘置所の人手が足りないわけではないが、現場の負担は相当なものだ」と法務省幹部。
積極的に死刑執行を進める法務省が挙げる最大の根拠は、死刑制度に対する国民の高い支持だ。内閣府が〇四年に実施した世論調査では、死刑制度を容認する人が81.4%と初めて80%を超え、逆に廃止を求めたのはわずか6.0%だった。
終身刑 相手にせず
一方、昨年十二月には国連総会が死刑の執行停止を決議。韓国でも執行中断期間が十年を超え、死刑廃止への国際的な流れは加速している。
一日の死刑執行を受けて開かれた「死刑廃止を推進する議員連盟」の記者会見。同席した龍谷大法科大学院の石塚伸一教授は「G8の中で死刑存続国は日本と米国だけ。世界の流れに挑戦しているととられてもおかしくない」と憤った。米国でも、薬物注射による死刑執行が「残虐な刑罰」に当たるかどうか最高裁が審理しており、日本の孤立ぶりは際立つ。
死刑廃止を求める人たちの間では、仮釈放制度がある無期懲役と死刑の間に位置する「終身刑」の導入を目指す具体的な動きも出てきているが、法務省側は「希望が見えず、気持ちがすさむ可能性の高い受刑者を処遇するのは極めて困難」と、相手にしない構えだ。
「それぞれの国にそれぞれの考え方がある。わが国では凶悪重大な犯罪に対し、厳しく当たるべきだという世論だ」。鳩山法相は一日午後の参院予算委員会でこう述べ、今後も執行を重ねていく意向を明確に示した。
写真 3人の死刑執行を受け、記者会見に臨む鳩山法相
>"情報公開"を武器に、定期的な死刑執行を進めようとする法務省の強固な意図が透けて見えた。
情報公開しなかったら「公開しろ」と文句を言うし、情報公開すれば「それを利用する」と批判出来るんだからマスメディアって楽な仕事ですね。
>死刑執行には対象者の「心情の安定」が前提となっている
お優しいことで。
>昨年十二月には国連総会が死刑の執行停止を決議。
法的拘束力がない決議に何の意味があるんだか。法的拘束力があるものを出そうとすれば中国様が通すわけないだろ。
>「死刑廃止を推進する議員連盟」
別に政治家が死刑廃止論者であってもかまわないけど、杉浦正健のように死刑執行が職務である法務大臣の職を受けながら、死刑廃止論者だからと死刑執行しないというトンデモ議員ばかりでない事を祈る。
>「G8の中で死刑存続国は日本と米国だけ。世界の流れに挑戦しているととられてもおかしくない」
「G8」って括りにしたのは中国批判がしたくないからですか。
G8の中で死刑存続国は二国だけだからといって、世界の流れに挑戦していると解釈するなんて飛ばしすぎです。
>米国でも、薬物注射による死刑執行が「残虐な刑罰」に当たるかどうか最高裁が審理しており、日本の孤立ぶりは際立つ。
アメリカの最高裁が審理しているのは、執行方法が残虐かどうかであって、死刑は合憲と連邦最高裁で認定されてますよ。
日本がG8の中で孤立ぶりが際立つとか言ってるけど、2006年には世界で25カ国が死刑を執行しているんですが。
それに全世界の執行数の9割以上は、中国新聞が大好きな中国様なんだから世界から孤立なんてしませんよ。
そういえば憲法九条は日本にしかないけど、その件で孤立しているとか言う奴がいないのが不思議だなあ(棒読み)。
>死刑廃止を求める人たちの間では、仮釈放制度がある無期懲役と死刑の間に位置する「終身刑」の導入を目指す具体的な動きも出てきている
終身刑を作りたければ、「死刑廃止を推進する議員連盟」で議員立法でも出せばいいだけだと思うが。
個人的には終身刑が導入されたとしても死刑存続の考えは変わらないけど。
死刑(WIKIPEDIA)
死刑存廃問題(WIKIPEDIA)
日本における死刑(WIKIPEDIA)
終身刑(WIKIPEDIA)
確定判決の認定事実要旨 執行された死刑囚3人 (中国新聞)
1日、刑を執行された死刑囚3人に対する確定判決の認定事実要旨は次の通り。
【持田孝死刑囚】
持田死刑囚は東京都内で日本たばこ産業の女性社員=当時(44)=に乱暴したなどとして、1990年に懲役7年の判決を受け服役。「口止めしたのに通報され逮捕された」と逆恨みし、出所から約2カ月後の97年4月、女性宅のある東京都江東区の団地で刺殺した。
被害者が1人で、金銭目当てではなく個人的恨みによる殺人事件だったため量刑の司法判断が注目され、1審東京地裁は死刑の求刑に対し無期懲役、2審東京高裁は「悪質さは利欲的動機による殺人と変わらない」と1審判決を破棄、死刑とした。
最高裁は2004年10月、殺人罪で77年に懲役10年に処せられた前科があることも考慮、2審判決を支持して上告を棄却した。
【松原正彦死刑囚】
松原死刑囚は88年4月、窃盗目的で徳島県山川町(現吉野川市)の民家に侵入。帰宅した主婦=当時(61)=を絞殺した上、現金約2万8000円を奪った。その後、鳥取、熊本、静岡など15県で盗みを繰り返し、同年6月、愛知県刈谷市の民家に侵入、帰宅した主婦=同(44)=を絞殺し、現金約9万9000円を奪った。
1審徳島地裁と2審高松高裁はいずれも死刑を言い渡し、最高裁も97年4月、これを支持し松原死刑囚の上告を退けた。
【名古圭志死刑囚】
名古死刑囚は02年8月、鹿児島県伊仙町の兄の家で、兄の妻=当時(40)=と長女=同(17)=の背中などを包丁で刺して失血死させ、二男の胸部も刺して重傷を負わせた。
1審鹿児島地裁が04年6月、死刑を言い渡し、名古死刑囚が同年8月に控訴を取り下げ確定した。


こんにちは、よく見に来てます。また遊びにきますね。
ちょくちょく遊びに来ます。いつもアップ感服します。僕も努力しないと・・・。ここのところ寒いので体に気をつけて下さい。また覗きに来ます。